山本ブログ

山本が新規事業領域でつづるブログ。オプトインキュベーション本部所属。

ソチオリンピック

ソチオリンピックが閉幕しました。4年に1度のオリンピックでは本当に様々なことがあります。2年に1回の世界選手権とは異なり、もしこの機会を逃したら、4年後ってもうかなり遠くに感じられるのではないかと思います。だからこその様々な、うれしさ、悲しさ、喜び、落胆などが起こるんでしょうね。改めて複数回出場している選手の偉大さを感じます。

 

今回のオリンピックに出場した選手のうち、浅田真央選手について二人の方から意見を聞く機会がありました。どちらも学びが大きかったです。

 

1人目は金融業界の方。

この方は、浅田選手はリスクマネージメントを間違えた、というのです。常に最悪を想定し、対応を考えておく。最悪の結果でさえも、”想定内”にすることが大事だと。特にオリンピックのようなトップアスリートが集まる場では技術面での差はわずか。となると勝負をわけるのは精神面でのコントロールになってくるということです。

 

そしてこのメンタルマネージメントをうまくやったのが、羽生結弦選手。というよりコーチのブライアンオーサー氏ではないかということです。この方、キムヨナ選手がバンクーバーオリンピックで金メダルを取った時のコーチですね。

 

さすが金融界の方。この方は株もやられている方で、相場の怖さみたいなものをご存知です。相場が動くのは当たり前。それを前提に、最悪のケースでさえも”想定内”とした上で勝負に勝つ。いかに”想定外”を作り出さないか、ということが勝負には大事だということです。

 

2人目はいつもお世話になっている美容師さん。

この方は浅田選手のメンタルタフネスについて言及されました。ショートプログラムからフリーまでの短い間であそこまでリカバリーできるのは素晴らしい。自分は、あるお客さんで失敗してしまうと、次のお客さんになっても引きずってしまう。ということでした。

 

確かにあの大舞台で一度メンタル面が落ちてしまった後にリカバリーするのは並大抵のことではないはずです。

 

お二人とも着眼点は異なるものの、メンタルコントロールの重要性についておっしゃっているのが面白いですね。

 

余談ですが、個人的にはレジェンドカルテットを是非見てみたい!と思いました。

山本昌投手(48歳)

三浦カズ選手(46歳)

伊達公子選手(43歳)

葛西選手(41歳)

 

葛西選手、41歳ですけど、こうやってみると最年少(汗)